新書
経済
学歴社会から実力社会へ
AI時代の教育・雇用・評価を問い直す
野口 悠紀雄 著
ISBN:9784022953780
定価:1155円(税込)
発売日:2026年7月13日
新書判並製  304ページ  新書1064 

「学歴フィルター」は終わった――
日本経済復活の処方を示す、意欲作!

なぜ日本では、能力や努力が正しく評価されないのか。

受験を勝ち抜き、学歴を手に入れれば将来は安泰――そう信じられてきた日本型能力主義は、いま明らかに機能不全に陥っている。

学校では学びが形式化し、企業では人材が活かされず、個人は努力しても報われない。その原因は能力そのものではなく、「能力をどう測り、どう評価してきたか」という制度の側にある。

本書は、教育・雇用・評価という三つの制度を横断し、日本型能力主義がどのように成立し、なぜ限界に達したのかを解き明かす。学歴が能力の代替物として使われ、新卒一括採用と年功的処遇がそれを補強してきた結果、学びは入試で止まり、企業は人材を固定化し、日本社会全体の活力は失われていった。

さらにAI時代を迎え、従来の評価基準が通用しなくなりつつある現実も浮かび上がる。
豊富なデータと冷静な制度分析を通じて、「実力をどう可視化し、どう評価するのか」という根本問題に向き合う。

学歴社会の先にある、実力が正当に評価され、何度でも学び直せる社会は可能なのか。停滞する日本社会を読み解き、未来を構想するための一冊。

<目次>
はじめに

第1部 学歴社会が日本を蝕む
 
第1章 日本は学歴社会
 
第2章 大学受験型秀才がはびこる
 
第3章 日本人の若者の能力は高いが実務に結びつかない
 
第4章 世界の中での日本の大学
 
第5章 必要なのは企業への補助でなく人材の育成


第2部 変貌する雇用体制と大学
 
第6章 新しい雇用体制に向けて
 
第7章 若年者減少と受験競争
 
第8章 大学をめぐる環境変化


第3部 AI時代の雇用体制を作る
 
第9章 AIの利用で日本は立ち遅れる
 
第10章 OJTがAI導入を阻む
 
第11章 学歴社会からの脱却が日本を活性化する

ネット書店で購入

★のネット書店は、在庫のない場合や取扱いのない場合があります。

電子書籍の購入

ご注文はお近くの書店、ASA(朝日新聞販売所)でも承ります。

関連商品

“野口 悠紀雄”の著作一覧