『鉄塔家族』で大佛次郎賞を受賞した、現代でもっとも真摯に「私小説」を追求している著者が、生まれ故郷である杜の都・仙台に戻り、みちのくの山や川を歩きつつ、その風土と歴史を静謐な筆致で描く。『鉄塔家族』に先行する連作長編。
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