犬と暮らすことは人生そのもの! 噛み癖のあるラブラドールを育てる傷だらけの日々、窓の下で飼い主の電話を盗み聞きする犬の人への濃い思い、犬の亡骸と仏間で添い寝した夜の思い出……本書は40歳を過ぎてから犬を飼い始めた小説家による、ユーモラスで滋味あふれる犬エッセイ集。愛犬との出会いと別れをかたり、式亭三馬や柳田國男を読んでは動物の死に思いをはせ、生き物を育てることの愛をつづる。
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