日本を揺るがした郵政民営化を巡るドラマを、郵政問題を長期にわたって取材してきた記者が丹念な取材で解析する。小泉純一郎や竹中平蔵が民営化にこだわった訳、岡田克也率いる民主党が自滅していった背景、巨大な郵政ビジネスの実態、全国特定郵便局長会の落日など、民営化をめぐる人々や組織の激動をあますことなく描写する。日本の政策決定プロセスの変革と、郵政民営化の深層に迫るノンフィクション。
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