牛込憲兵隊分隊長だった父が書き残した日記と挟み込まれていた資料を基に、二・二六事件の勃発、戒厳令発布から7月の戒厳令解除までを生々しく綴る。事件の舞台裏にある政治家や軍部の動きを一人の憲兵の目で追った歴史証言である。
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