雑誌
小説トリッパー
小説トリッパー 2006年春季号
定価:943円(税込)
発売日:2006年3月16日
2006年春季号 
品切れ・再販未定
特集

ネットから遠く離れて

特集 ネットから遠く離れて

インタビュー

大塚英志

セカンドチャンスとしての近代をいかに生きるか

─「社民的文学」という可能性


阿部和重

なにもかも削ぎ落とすということ

─新連載小説「ミステリアスセッティング」配信にあたって


評論

加野瀬未友

「ネットが生んだ総表現社会で
テキストの未来はどうなるのか」
─現実・虚構/双方向・一方向コミュニケーションのせめぎ合い


ブックガイド

「文学とコンピュータの未来を読み解く10冊」

永江朗

創作

(*「つじ」は二点しんにゅう)井喬

いもうと探し


新連載小説

村田喜代子

あなたと共に死にましょう


梨木香歩

f植物園の巣穴


新連載評論

笠井潔

完全雇用社会の終焉と「自由」

「環境管理社会の小説的模型」


季刊ブックレビュー

  • 高橋源一郎/高樹のぶ子『HOKKAI』
  • 芝山幹郎/青山真治『死の谷’95』
  • 石川忠司/古川日出男『ロックンロール七部作』

遺稿

久世光彦

百ケン先生 月を踏む

連載評論

  • 大塚英志 サブカルチャー/文学論
    「イーヨーはいかに作家となったか」
  • 斎藤 環 破瓜型病跡システム
    「震災と文学」
  • 北田暁大 社会〈学〉の窓口まで
    「オトコの美学」
  • 信田さよ子 共依存
    アディクションから韓流からドラマまで
    「ケアする男たち」

毎日食べる

佐野洋子 「役にたたない日々」

連載小説

  • 五十嵐貴久 「パパとムスメの7日間」
  • 池永 陽 「真夜中の運動会」

連作短篇

  • 乙川優三郎 〈さざなみ情話〉
    「慕情」「波の鼓」
  • 小野正嗣 〈揺らめく境〉
    「皮膚に残されたもの」
  • 金井美恵子 〈快適生活研究〉
    「地下室のメロディー2」

撮り下ろしフォト・ストーリー

佐内正史 「眼差し」

連載コラム

  • 青木るえか 〈主婦の愛欲ひとり旅〉

エッセイ◎私を変えたこの一冊

  • 青木淳悟 スーパーに行くだけで幸せ
  • 薬丸岳  “書く力”を与えてくれた
  •  

第17回朝日新人文学賞予選通過作品発表
第18回朝日新人文学賞応募規定
執筆者紹介