鎌倉時代後期に浄土宗西山派の僧承空が書写させた一連の片仮名書きの私家集群を、3分冊で刊行するうちの2冊目。従来は古筆切でしか知られていなかった『京極大殿御集』など、永仁から正和にかけての写本18集と、零本ながら治承四年(1180)の本奥書を持ち注目される『四条宮下野集』、『朝光集』の断簡(すべて重要文化財)を収める。原本の体裁に応じた横長本。
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