臨済宗相国寺派管長であり、かつ金閣寺、銀閣寺住職を兼ねる有馬頼底氏と、「日曜美術館」の司会などで知られる知的好奇心に満ちた女優・真野響子氏。京都と日田、金閣寺の茶室で行われた二人の対話を通じて、禅の教えや利休のこと、伊藤若冲をはじめとした日本美術の話題から、子どもの教育問題まで、禅とお茶から学ぶべき「生きる所作」を引き出し、それを日常に生かすためのヒントに満ちた一冊。
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