40歳で取締役営業本部長になった俺は、突然、ランジェリーに目覚めた――女装することで自己を解放し、人生に折り合いをつけていく男の爽やかな成長物語であり、優れた家族小説。「小細工のきかない無意識の魅力」(小川洋子氏)、「この小説には、どうしても嫌いになれない(つまり、好きになっちゃう)ところが存在するのである」(高橋源一郎氏)と評された、第16回朝日新人文学賞受賞作、待望の単行本化!
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