90年代、バブル崩壊とその後遺症に揺れ続けた日本経済。宮澤喜一氏は、そのさなか、首相、蔵相(財務相)として経済の立て直しにあたった。その処方箋はいかなるものであったのか。住専、銀行の不良債権問題など、常に重要な政策決定の中心にいた人物の生々しい証言が満載。また、サンフランシスコ講和会議にも出席し、戦後日本外交の生き字引ともいえる氏の貴重な戦後史秘話も併せて収録。
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