今春限定の「村上朝日堂ホームページ」に寄せられた著者と読者の応答490通を収録。フィッツジェラルドの『グレード・ギャツビー』(11月)やチャンドラー『ロング・グッドバイ』(来春)の新訳から全裸家事主婦まで過激にホットに全面回答しました。恋愛の法則、女の子の条件、健康の秘訣、物欲について、腹が立つことへの処理法、最近作『アフターダーク』『東京奇譚集』への質問など一挙大公開。
「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?
村上春樹 絵・安西水丸(描き下ろし)●2006年春に「3カ月限定」で6年ぶりに復活した「村上朝日堂ホームページ」に掲載された村上春樹さんと読者とのメール交換が、ムックにまとまりました。「村上朝日堂ホームページ」のムックとしては、シリーズ3作目。 ●今回はノーベル賞、憲法改正問題、死刑制度、自筆原稿流出問題など、ホットな話題が満載です。加えて、『グレート・ギャツビー』(S・フィッツジェラルド)『ロング・グッドバイ』(R・チャンドラー)の新訳、『アフター・ダーク』『ダンス・ダンス・ダンス』などの作品評価など、文学についても注目される発言をしています。 ●もちろん、ジャズ、クラシックなどの音楽、映画、料理、マラソンなど、おなじみのテーマについても、過激に発言。かつて話題を呼んだ「全裸家事主婦」問題も久々に復活しています。恋愛相談、就職問題、語学の悩み、人生相談なども多くの質問が寄せられて、真剣に答えています。 ●今春の村上朝日堂ホームページは3カ月間という短期間でしたが、実に832通のメールに返事を書き、今回はその中から490のメール交換を収録しました。ムックは従来の倍近い厚さにふくれあがっています。 | 目次より
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