高校3年のあの夏の日。地区予選の最終バッターボックスで空振りしたあの一球。精一杯差し出したグラブをかすめていったあの一球。「あの一球」を今も忘れない。そんな男たちが甲子園の土を踏む。作家・重松清が全国のオヤジ球児たちの見果てぬ夢を地区予選から密着ルポ。週刊朝日連載「オヤジたちの甲子園」に掲載しきれなかった多くの写真と、大会事務局からの資料とで再構成した感動の一冊。
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