別冊・ムック
週刊 司馬遼太郎II
ISBN:9784022745132
定価:943円(税込)
発売日:2007年4月16日
A5判変形  292ページ  無線綴じ  週刊朝日MOOK 
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「関ヶ原」三成の挑戦/「梟の城」の住人たち
松陰「世に棲む日日」/河井継之助の「峠」

巻頭写真特集

司馬さんが見た太宰治

「北のまほろば」と「津軽」

石田三成の挑戦

「関ケ原」の世界

(1)家康との接近戦

(2)石田町の余韻

(3)信玄の相続者

(4)家康と赤鬼

(5)敦賀の親友

(6)松尾山の小早川秀秋

(7)島左近と六文銭

戦国を駆けた忍者

「梟の城」の世界

(1)忍者ワンダーランド

(2)「梟の城」の原点

(3)「梟の城」と「功名が辻」

(4)水蜘蛛と名物市長

(5)最後の忍者

司馬さんが語った「私の青春」

構成和田 宏 編集者

福田みどりさんインタビュー

「風になった司馬さん」

取材・構成鈴木健次 大正大学名誉教授
第11回[菜の花忌]シンポジウム

おてんばだった司馬作品の
女性たち

パネリスト

 田辺聖子 作家
 岸本葉子 エッセイスト
 出久根達郎 作家
 司会・古屋和雄 NHKアナウンサー

ご挨拶にかえて

福田みどり 司馬遼太郎記念財団理事長

●司馬遼太郎賞を受賞して

浅田次郎 作家
長谷川毅 カリフォルニア大学教授

松陰のこころ

「世に棲む日日」の世界

(1)松陰のDNA

(2)松下村塾の栄光

(3)旅する松陰

(4)晋作の決起

(5)長州ファイブとポルトガル

(6)「諸友は功業をなすつもり」

河井継之助の見果てぬ夢

「峠」の世界

(1)信濃川河畔の文学碑

(2)地震と小千谷談判

(3)地球を考える人

(4)豪すぎた弟子

(5)八十里越

(6)長岡人の矛盾


インタビュー

桂 三枝/安部龍太郎/諸田玲子
仙谷由人/浅田次郎/みなもと太郎
下重暁子/篠田正浩/俵 萠子
黒川 創/植田新也/松本健一
原田大二郎/古川 薫/平田オリザ
永井路子/畠山哲明/藤 水名子
半藤一利/星野知子/磯田道史
中村勘三郎/阿刀田高/森 民夫

余談の余談

  • 加藤清正は馬に跨ると地面に足が届いた?
  • 司馬さんに湖水を飲ませた葭・葦を育む自然への思い
  • 本願寺の分裂も関ケ原から 広く眼を注いだ司馬さん
  • 江戸が大都市になるとは家康の想定外だった
  • 日本には「友情」というものがなかった
  • 人間の本性むき出しの戦国の武将たち
  • 連載開始の4年前には関ケ原の全容が頭にあった
  • 『梟の城』以前の作品は消してしまいたい
  • 司馬さんに連載を勧めた「対馬の人」への気づかい
  • 直木賞はお金に換算するといくらになるのだろう
  • みどり夫人への贈り物 結婚記念作品で直木賞受賞
  • 表紙をにらんだだけで中身がわかる読者の眼力
  • 「奇妙な題」はこんな気分で生まれた
  • 若者の反乱で揺れていた時代
  • 長州にかかわった「芸術的なすね者」
  • 長州人の特性と司馬さんの警告
  • 松陰の文章力への司馬さんの評価
  • 晋作と西郷は会ったかどうか
  • 幕末当時の雰囲気が消えてしまった長岡
  • 司馬作品に登場する「剣菱」を飲みながら
  • 雪国にいたのでは歴史の主役になれない
  • 司馬さんの「陽明学研究」を評価していた三島由紀夫
  • 日本で最初の大量殺戮兵器であった
  • 司馬さんが教えてくれた長岡の「武士の娘」の自伝

地元長岡に“ようやく”オープン

河井継之助記念館
「賛否両論ある面白さ」

編集後記