1994年の暮れ、101歳の天寿を全うして逝った洋画家・曾宮一念が、完全失明後、その創作意欲を集中させた短歌と詩を集める。自ら「へなぶり」と呼んだ短歌には、暗闇の世界を生きた荒ぶる魂の叫びがこだましている。
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