ぼろぼろの天使に導かれ、あてのない旅に出たミチル。イスタンブールからパリへ。どこまでもつきまとい増殖し続ける天使たちは、果たして再生へのメッセージか、あるいは死へのいざないか。若い感性がきらめく第六回朝日新人文学賞受賞作。
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