2011年は親鸞750回御遠忌。宗祖の言葉『歎異抄』を現代にどう読むか、東本願寺による現代語の全訳。原文・註・現代語訳に加え、各条に読み解き解説がつく。「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」で始まる第3条の「悪人正機説」の文章はなぜ時代を超えて響くのか。悪とは何か、善とは何か、念仏の意味、他力の本当の意味など、現代にひらく過程での意見のぶつけ合いを通じて、教えの本質に迫る。
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