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1314円(本体価格)/1445円(税込価格)
1500円(本体価格)/1650円(税込価格)
それまで貴族のものとされていた絵画が、中産階級の手にもわたるようになった18世紀イギリス。のちに「イギリス絵画の父」と呼ばれるウィリアム・ホガース(1697−1764)は、当時の貴族階級や政治家を諷刺し、中産階級の道徳観を訴える絵画や版画を数多く制作した。その作品には、憧れを抱いて大都会に出てきたものの娼婦に身を落とした末に命まで落とす哀れな女の姿(《娼婦一代記》)や、殺人を犯した粗暴な男が公開処刑され内臓をひきずり出されるという無残な末路を迎える生涯(《残酷の四段階》)のほか、中世以来のイギリスで残酷な見世物や賭博行為として人気のあった「闘鶏」の様子が描かれている。闘鶏と並び人気のあったものに「熊いじめ」があるが、本書によると「熊を鎖につなぎ、鎖の一方の端を丈夫な杭に結びつけて熊の動きを制限した後、これに次々とどう猛な犬をけしかけて、残酷な闘いを楽しむもの」である。この際、どの犬がもっとも勇敢に戦うかで、賭博が成立していたという。このとき使われる犬種はマスティフやブルテリアが一般的だったが、「どう猛な犬を次々にけしかけるとはいえ熊の凶暴さは並大抵のものではない。そこで主催する側は、あらかじめ熊の目をつぶしておき、戦闘能力を削いでおくという残酷な処置をすることもあった」というから、何とも残酷きわまる遊びだったことがわかる。さらにホガースの絵として有名な《ジン横町》には、ジン中毒に犯された人間たちの地獄絵図が展開している。場面のモデルはロンドンのスラム街として悪名高かったセント・ジャイルズ教区で、現在では人気スポットであるウェスト・エンドにあり、オクスフォード・ストリートやトットナム・コート・ロードなどの繁華街近くにある場所というから驚きだ。このようにホガースの作品からは、現在では想像もつかない18世紀イギリスの社会風俗が鮮やかによみがえってくるのである。図版多数。
552円(本体価格)/607円(税込価格)
476円(本体価格)/524円(税込価格)
1700円(本体価格)/1870円(税込価格)
著者は貧しい母子家庭で育ち、ベーグル売りの少年から投資銀行の最高峰モルガン・スタンレーの名トレーダーに成り上がった人物。ウォール街の表と裏を知り尽くす著者が、めまぐるしい半生を振り返りつつ、投資銀行の日常から、ドットコム・バブルの火付け役としても知られる名投資家ジム・クレイマーの知られざる顔まで、金融界の内幕をせきららに描き出す。次々に明らかにされるエピソードは、同じくウォール街を舞台にした名作『ライアーズ・ポーカー』や『虚栄の篝火』を彷彿とさせ、読者をひきつけてやまない。「モルガン・スタンレー」という社名の他に何も知らい大学生インターンにすぎなかった著者は、どのようにして社員に採用され、出世の階段をのぼりつめていったのか? トレーダーとして押しも押されもせぬ評判を得た著者が、不本意にもモルガン・スタンレーを去らなくてはならなくなったのはなぜか? ただのミリオネアとメガ・ミリオネアの違いとは何なのか? メガ・ミリオネアになるには、どうすればいいのか? 「信用を築け」という亡き祖父の教えを忠実に守って生きてきたはずの著者が、トレーダーとして凄まじい緊張感のなかで日々を送るうち、失ってしまった人生で一番大切なものは何だったのか? そして、ウォール街で20年間生きてきた著者が、最後に手に入れた最大の利益とは何だったのか?古き良き金融界から、デリバティブ商品の発明、ドットコム・バブルの終焉、同時多発テロ(9.11)まで、現在のウォール街を生み出してきた様々な歴史的出来事をも踏まえつつ、エキサイティングなストーリー展開で描く衝撃の自伝作品。
1400円(本体価格)/1540円(税込価格)
7年連続既存店売上高マイナスであった日本マクドナルドは、著者の就任した2004年以降、逆に7年連続プラスに大転換した。その改革を牽引したのが2004年にアップル・ジャパンの経営からヘッドハントされでマクドナルドに移籍した著者。「マック(アップル)からマック(マクドナルド)へ」転身した著者がまず行ったのは、全社員の前で行ったスピーチが「いまから新しいバスが出発する。新しいバスのチケットを買いたい人は買え。買いたくない人はバスに乗らなくてかまわない」という強烈なものだった……。本書では7年間の取り組みをレストアランビジネスに沿って「フレンドリー」「コンビニエンス」「アウトスタンディング」「イノベーティブ」という4つの視点で解説する。「基本にかえる」を徹底させることから改革はスタートし、独自性のある新商品の開発に成功したマーケティングの秘密まで、V字成長の鍵となった7年間の「経営改革」について著者が熱く語る。「強さをより伸ばす」「リサーチで企画をするな」「成功した時こそ危機」「ビジネスはスピード 決定する前に実行せよ」「文化を浸透させるには3年必要」「世界のルールで戦え」など、著者のビジネス理念も満載。すべてのビジネスマン必読の、待望のマネジメント論。
1300円(本体価格)/1430円(税込価格)
ギリシャに端を発した、欧州の財政危機問題はポルトガル、イタリア、スペインといったいわゆる“PIIGS諸国”に連鎖し、遂にEUの屋台骨の一つであるフランスまでにも飛び火して、金融危機が勃発しようとしている。さらに、もう一つの屋台骨であるドイツも“改革疲弊・限界支援”で今後の動きが読めない。EUは、まさに“メルトダウン”寸前の状態にある。ギリシャの破たんが、すぐそこまで来ている今、ユーロは暴落し、諸外国の株価も急落している。EU発の“世界経済大崩壊”“第二のリーマン・ショック”は日に日に現実味を帯びてきているのである。果たして“世界最大の国家”EUは生き延びられるのか――。そして、この欧州危機は世界に伝播し、大恐慌に陥ってしまうのか――?“ユーロ”という通貨の統合の“果実”が“毒”に変わりつつある今、世界経済は大変革のターニング・ポイントを迎えている。欧州危機を乗り越えるにはどんな方策があるのか? そして、日本は今後EU諸国とどの様に関わっていくべきなのか? 同志社大学大学院教授であり、現在もっとも注目されるエコノミスト・浜矩子氏が、EUの経済危機を、EMS(欧州通貨制度)の崩壊、マーストリヒト条約締結から現在に到るまでの歴史的事実から、EU、そして欧州各国がとるべき政策を考察する。かつて人類が経験したことのない世界経済大恐慌を乗り越えるためのシナリオを、氏ならではの切れ味抜群の筆致で説く、注目の書!
1300円(本体価格)/1430円(税込価格)
著者は元・朝日新聞の記者として十余年勤務した後、退職。フランスの名門料理学校「ル・コルドンブルー」で製菓を学び、お菓子の世界へ! そんな著者がパリを中心に「おいしい」を求めて世界各地を旅して覚えたレシピを紹介します。パリの「半熟ショコラ」、デンマークのクッキー「マクローナ」、イタリア仕込の「自家製ヌテラ」などなど……。家庭で手に入りやすい材料と道具で簡単に、でも味は本格的!
780円(本体価格)/858円(税込価格)
現代詩作家の著者が生活の風景、人間模様、ことば、文学などについて端正な文章で綴ったエッセイ集。発表時大きな話題をよんだ、文学には激しい力があり社会生活に実際に役に立つのだという力強い宣言(「文学は実学である」)、ある夜にふとやる気になり、設定で格闘しながらメールを開通させた喜びをユーモラスにつづったもの(「メール」)、イプセン「人形の家」のせりふを一つずつとりあげ、そのすばらしさを丁寧に論じたもの(「家を出ることば」)など、多様なテーマの全74編が並ぶ。生活の風景を描いたやわらかいことば、やさしい味わいの随筆から、文学や言葉を通じ鋭い視点からの社会批評まで、本を読むことの喜びを心から感じさせてくれる一冊。たしかめながら、著者のことばを反芻しながらゆっくりと読み、そしてまた何度でも味わいたくなる傑作随筆集! 第20回講談社エッセイ賞受賞作品。<解説・川上弘美>
540円(本体価格)/594円(税込価格)
昨年亡くなった後も大人気の佐野洋子のズタズタ恋愛小説。3人の愛人をもつクク氏の離婚、ともに再婚者であるキキ氏とキキ夫人の新生活はどんな悲喜劇を迎えるのか。男女の三角関係を、詩的な文章で痛快に描き出す、愛と痛みと毒に満ちた物語。
740円(本体価格)/814円(税込価格)
「この戦争に、だれよりも反対していた父であることを、私たちは知っていた」。十日間ほどにもわたる盛大な国葬の最中、山本五十六の息子である著者は、喪主としての役割を務めながらもむなしさを噛み締めていた。天皇の賜わった哀悼の言葉に、「父が聞いたら、感激するだろう、父に聞かせてやりたい」と思いつつ、「しかし父の感激は、先祖の名に恥じぬ戦いをし、みごとに死ねた己に対する満足であって、けっしてアメリカを相手に与えた戦果の大きさによるものではないように、私には思えるのだった」と悔しさをにじませる。口には出さないが子供の健康や成績を案じ、家族を愛していた父、故郷・長岡に帰るたびに「水まんじゅう」を喜んでいくつも食べた父、部下の死を心から悲しみ、遺族の前で号泣した父。そしてたびたび眺めていた黒い手帳には、父の仲間や部下への思いがこめられていた……。真珠湾攻撃を指揮し、太平洋戦争開始の役割を担った軍人が、家族だけに見せた繊細で温かな素顔と、生い立ちや職務のために常に抱えていた苦悩をつづったノンフィクション。2011年12月公開の映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六』で改めて注目される山本五十六の人間像を知るのに最良の書。巻頭には軍服での勤務姿やアメリカ駐在時代など、貴重な写真を掲載。