新書
社会
やってはいけない不動産投資
藤田 知也
ISBN:9784022950185
定価:825円(税込)
発売日:2019年5月14日
新書判並製  200ページ  新書0718 

誰がどれだけワルなのか?
腐りきった不動産業界のタブーに斬り込む!

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「老後の不安」と「投資に興味」があるなら、
次に狙われるのはアナタの番かもしれない――。
生保の営業マンさえダマされる勧誘テクニック、
水も出ない“新築”を買わせてバックレる、
会社員に20億円借りさせた脱法的スキーム、
やったモン勝ちの不正業者は高卒でも年収3000万円、
エリートをハメて田舎のボロ物件で4000万円荒稼ぎ、
営業スマイルという仮面で隠した「本性」を暴く!

【目次より】
第1章 「長期保証」で油断させる
あっさりやぶられる契約書
業者のえじきになるタイプ
割に合わない投資コスト
精巧に偽造された病院のハンコ
カモは目先の収支しか見ない etc.

第2章 「今がチャンス」と錯覚させる
投資ブームでアパート乱立
「黒田バズーカ」でブームを後押し
新築マンションは過去最高値に
賃料相場はほぼ横ばい
不利な投資タイミング etc.

第3章 「リスク」から目をそらす
ワンルーム1戸でボーナス100万円
「フルローン」と「オーバーローン」の違い
医科大の卒業名簿で営業電話
ピンハネしやすい三為契約とは
ボロ物件も奪い合いの「スルガ・バブル」 etc.

第4章 「不正」には気づかせない
「エビデンスをつくる」
手口はグーグルと銀行員に教わった
1口座10万円で偽造を「発注」
ニセモノの「銀行HP」
ユルそうな地銀・信金をパトロール etc.

第5章 「高利回り」と見せかける
「カーテン行きます」
「断れない客」を狙う
東証1部TATERUの手口
表面利回りには意味がない
レバレッジは危ない etc.

第6章 「ウソ」は堂々とつく
消費者金融の借金をなくすマジック
節税したつもりが実は大損
ひとごとではないレオパレス問題
会社員が20億円借りた「1法人1物件スキーム」
不正業者“野放し”の国交省と東京都 etc.

第7章 それでもまだ投資したい人のために
ブームのあとにチャンスはやってくる
投資はタイミングが一番
荒波に向かってこぎ出す覚悟はあるのか
誰も経験したことのない超高齢化社会
業者の手口に学ぶ「不動産投資4カ条」 etc.

<不動産業界“ウラ”用語索引付き>

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