京都/陽明文庫
洛西にある陽明文庫には五摂家筆頭の近衛家に伝わる約二十万点もの記録、文書、書跡などが収蔵されています。天皇家の外戚として権勢を振るった藤原道長自筆の日記『御堂関白記』や特大の古筆切(こひつぎれ)『大手鑑』など8件の国宝をはじめとする名宝が歴史を物語ります。
●国宝解説
御堂関白記/後二条殿記/大手鑑/倭漢抄下巻/歌合巻第六/類聚歌合/熊野懐紙/神楽和琴秘譜
●所蔵先紹介
陽明文庫──近衛家伝世の名宝を守る
●特集
御堂関白記を読む
極札、古筆琴山と大手鑑
●コラム
闘鶏を楽しむ貴族と庶民