国所蔵/東京国立博物館1
近代日本の博物館・美術館を常にリードし、今約9万点の収集品を誇る東京国立博物館の第1回。平安から鎌倉期の仏画を中心に紹介します。その荘厳の彩色は、隈取り・裏彩色・切金など驚くほど繊細で高度な技法が駆使され、ホトケの理想世界を表現しています。
●国宝解説
十六羅漢像/孔雀明王像/普賢菩薩像/虚空蔵菩薩像/千手観音像
扇面法華経冊子 巻第八/地獄草紙/餓鬼草紙/平治物語絵詞 六波羅行幸巻
一遍上人絵伝 巻第七
●所蔵先紹介
東京国立博物館──125年の歴史と今
●特集
仏画・荘厳の色と形
六道絵の多彩な世界
●コラム
入念な「裏彩色」と「裏箔」の技法