テーマ編/国宝の書跡・古文書
日本人の記述した国書、その古写本、中国から伝わった漢籍や経文、そして、古文書、古記録など。どのような目的で書かれたか、その筆跡からうかがいしれる当時の風習、また、現在では復元することが不可能な美しい料紙……。書に凝縮された文化の粋に触れてみましょう。
書道史からみた日本の書跡/古谷 稔(東京国立博物館美術課長)
歴史のなかの典籍・古文書/久保田 淳(白百合女子大学教授)
古筆の文化史/小島孝之(東京大学教授)
古写本のもつ意味/久保田 淳
●コラム
書が伝える紙の文化/湯山賢一(京都国立博物館学芸課長)
●年表
書跡・古文書関係国宝年表