イギリス公使の通訳生として、幕末から明治の日本に滞在したアーネスト・サトウの半生を追う大作、『遠い崖』最終巻。明治15年、サトウは3回目の賜暇で帰国の途についた。文久2年、19歳で初めてに本の土を踏んでから20年、その日本在勤の時期も終わろうとしていた。サトウが再び日本に戻るのは、12年後の明治28年、駐日公使としてであった……。大佛次郎賞受賞の大河ドラマ、いよいよ完結。巻末には総索引を収録。
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