『クイズ思考の解体』(10月20日発売)
『クイズ思考の解体』(10月20日発売)

伊沢拓司からの挑戦状!「難問クイズ」キャンペーンへのたくさんのご応募ありがとうございました。
第一弾、第二弾ともに締め切らせていただきました。

第二弾の解答と伊沢さんによる解説を公開します。
ぜひ、答え合わせしてみてください!

■クイズキャンペーン詳細
https://publications.asahi.com/news/1618.shtml
■第一弾の解答&解説
https://publications.asahi.com/news/1622.shtml


『クイズ思考の解体』発売記念! クイズキャンペーン第2弾<解答&解説>

【問題6】
のんきな暮らしを送る人のことを指す言葉。次のうちどれ?
A.天竺鼠/B.極楽とんぼ/C.霜降り明星

<解答と解説>
B.極楽とんぼ
のんきな暮らしを送る人のことを「極楽とんぼ」と言う。ある程度バカにしたニュアンスを含む言葉なので、使う際には注意が必要。

【問題7】
解剖学において、人間の体の上半分を「頭側」というのに対し、下半分を「何側」という?
A.足側/B.尻側/C.尾側

<解答と解説>
C.尾側
解剖を行う際には各人が共有する正確な方向表現が必要になるため、呼び方が厳密に決められている。

【問題8】
体育館によく設置されている「肋木(ろくぼく)」が生まれた国は?
A.デンマーク/B.スウェーデン/C.フィンランド

<解答と解説>
B.スウェーデン
肋木は、19世紀のスウェーデンで作られた「スウェーデン体操」の補助器具として生み出された。医療や教育を目的としたものであったことから、大正時代に日本の学校へと導入されている。

【問題9】
発見から100年ほど経つ古代の生物・ハルキゲニア。最近になって、この生き物のよく知られているある要素が、根本的に間違っていたことがわかりました。さてそれは何?
A.頭だと思っていたものがお尻だった/B.恐竜の体の一部だった/C.「ハルケギニア」とするべきだった

<解答と解説>
A.頭だと思っていたものがお尻だった
ハルキゲニアは、カンブリア紀の海に生息していた、細長い胴体にいくつもの棘が生えたような生物。かつては腹側と背側が逆だと勘違いされており、さらに近年頭側と尻側が逆であることが判明した。

【問題10】
売り値はそのままに、内容物の量をこっそり減らす「ステルス値上げ」のことを、経済学の用語では何という?
A.カットオフレーション/B.スペースフレーション/C.シュリンクフレーション

<解答と解説>
C.シュリンクフレーション
パッケージは変わらず内容量だけがシュリンクしていく、縮んでいくことからその呼び名が付けられた。