飯嶋律は、今は亡き祖父・飯嶋蝸牛から不思議な力を受け継いだ。それは、普通の人間には見えない妖魔を見る力。律がさまざまな妖魔と出会うことで物語は展開していく。恐怖とユーモアを絶妙にブレンドしながら……。文庫版第9巻には『百鬼夜行抄』に欠かせない名脇役、尾白と尾黒の前世を描いた感動作「天上の大将」のほかに「番人の口笛」「床下の賢人」「介添人」「迎えにきて」「鬼の面」「野に放たれて」の7編を収録。
★のネット書店は、在庫のない場合や取扱いのない場合があります。
ご注文はお近くの書店、ASA(朝日新聞販売所)でも承ります。