滋賀/彦根城 彦根城博物館 神照寺 向源寺 都久夫須麻神社 宝厳寺
琵琶湖東岸の湖東と湖北は古くから交通の要衝として栄えました。戦国時代、京都を目指す東国の武将はこの地で熾烈な争いを繰り返し、信長は壮大な安土城を築いて天下統一の足がかりとしました。このような野望と敬虔な信仰があいまって、きらびやかな美が生み出されたのです。
●国宝解説
彦根城天守、附櫓及び多聞櫓/風俗図(彦根城博物館)
金銀鍍透彫華籠(神照寺)/十一面観音立像(向源寺)/都久夫須麻神社本殿
唐門/法華経序品(以上宝厳寺)
●所蔵先紹介
彦根市--井伊家伝来の至宝
神照寺--豊臣秀吉により再興
向源寺--村人に守られた観音像
都久夫須麻神社--『延喜式』に載る古社
宝厳寺--観音と弁在天信仰
●地域紹介
歴史と信仰の地・湖東と湖北
●特集
豊国廟と桃山建築
竹生島の弁在天信仰
●コラム
発掘進む信長の城・安土城