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1400円(本体価格)/1540円(税込価格)
アウシュヴィッツ生還から40年、レーヴィの自死の1年前に本書は刊行された。善と悪とに単純に二分できない「灰色の領域」、生還した者が抱える「恥辱」、人間が持つ最も恐ろしい悪魔的側面を描いた「無益な暴力」、アウシュヴィッツが風化することへの恐れを論じた「ステレオタイプ」……これらは実際に地獄を体験した者でなければ語れない。

アウシュヴィッツは、生存者のその後の人生にもつきまとった。生き残ったものたちは、生きる喜びを奪われ、いわれのない罪の意識と戦い続けた。生還以来、その体験を証言し続けてきたレーヴィは何を思い、生きたのか? そして、地獄を生き抜いた者が、なぜ自ら死を選んだのか――?

世界中の哲学者、歴史家が、アウシュヴィッツを語るうえで欠かせないとした古典的名著が、朝日選書として待望の復刊。
1200円(本体価格)/1320円(税込価格)
平成の色紙を掲げた小渕、東日本大震災時の枝野……記者会見を通じて国民が最もよく目にする内閣官房長官。その仕事の範囲、権限、歴代のタイプ・手法を分析し、日本政治の構造を解剖。「この職でもっとも重要なことは、上司である首相との間合いと危機管理」と語るロングインタビューでは、集団就職で上京し政治家に、側近として信頼されている現職・菅義偉官房長官が初めて安倍首相との日々のやりとりを語る!
1500円(本体価格)/1650円(税込価格)
いま最も脂がのっている小説家が、東大生150人を前に、14回にわたって、挑発的、刺激的、縦横無尽に、世界文学、日本文学を語りつくした名講義。
小説の起源を古代中国の歴史と志怪・伝奇にまでさかのぼって見極め、翻って、横光利一「純粋小説論」、小林秀雄「私小説論」、柳田國男「山の人生」からドストエフスキーの小説の重要な場面に必ず差し込む斜めの光を発見する。斜光はいったいどこから来るのか、そして何を照らし出すのか? われわれは斜光に導かれて、フロイトの「家族小説」へ、そして『源氏物語』へ、さらに谷崎潤一郎へとたどり着く……。
学生には全講義の要約がレポートとして課せられた。そのレポート16本を収録する。
1500円(本体価格)/1650円(税込価格)
日本文学の最高傑作『源氏物語』。現代の読者が、少しでも平安社会の意識と記憶を知り、その空気に身を浸しながら読めば、物語をもっとリアルに感じることができるのではないか。本書は、平安人の世界を様々な角度からとらえ、読者を誘うことを目指した一冊。
全65編のほか、五十四帖のあらすじ、主要人物相関図、平安の暮らし絵図なども収録。
361円(本体価格)/397円(税込価格)
garden 
1200円(本体価格)/1320円(税込価格)
ファースト図案集『切り絵作家gardenの素敵な切り絵図案集』で好評を博した切り絵作家gardenのオリジナル図案集第2弾。今回は、「動物と植物」がテーマ。大人気のウサギや猫、リス、鳥などのモチーフを中心に、切り応えのある図案が盛り沢山。5つの図案を組み合わせてA3サイズの作品が完成する「大作」も収録している。工夫を凝らした額装の仕方も紹介。市販のカッターと画用紙があれば、誰でも切り絵を楽しむことができる。巻末には、収録の図案の一部を着色できる「カラーパーツ」が付いている。
1000円(本体価格)/1100円(税込価格)
朝日新聞夕刊で好評連載中の「へぇな会社」が待望の書籍化! 『ぼく、オタリーマン。』『理系の人々』などで人気のマンガ家よしたにが、さまざまな会社の変わったルールを4コマ漫画で紹介します。
「もうけは客と社員で山分け」「光熱費削って感動イベント」「最終面接官は常連客」「大失敗を表彰、笑い飛ばせ」「「社長」殴ってスカッと爽快」「出社は午後、休みも自在に」など、思わず感嘆してしまう働き方や育成方法など40社を紹介!
1800円(本体価格)/1980円(税込価格)
 皇后美智子さまの詠まれた歌を中心に天皇陛下の御製もまじえ、画家の安野光雅氏がその歌のすばらしさを読み解き、そこから感じる思いをつづる。
540円(本体価格)/594円(税込価格)
 ほぼ引きこもり、外見だけでなく性格も「ブス」、ネットに悪口ばかり書き連ねる耶居子。あるとき美人ばかりがブログを公開している「嘆きの美女」というHPに出合い、ある出来事をきっかけに彼女たちと同居するハメに。全女性に贈る成長小説。
700円(本体価格)/770円(税込価格)
2014年3月27日、静岡地裁は「証拠は捏造された疑いがある」として袴田事件の再審開始を決定した。事件当時、30歳だった熊本典道は主任裁判官として関わるが、「こんな証拠で死刑にするなんて無茶だ」と異を唱えた、たった一人の裁判官だった。罪の意識に苦しんだ熊本は、裁判官を辞め、酒で体を壊し、離婚も重ね、自殺も試みる。冤罪の過程を克明に説明しながら、46年間も苦しみ続けた人間の姿に迫るノンフィクション!
740円(本体価格)/814円(税込価格)
 消しゴム版画家・ナンシー関の死から10年以上が過ぎた。一向に古びない彼女の文章やハンコ、さらに、いとうせいこう、リリー・フランキー、みうらじゅん、宮部みゆきをはじめ、さまざまなインタビューを通して重層的に希代のコラムニストの生涯に迫る。
740円(本体価格)/814円(税込価格)
自分がやる気になりさえすれば、糖尿病は自分でコントロールできる!57歳で糖尿病患者となった著者は、従来の治療法に疑問を持ったことから自ら調べ、糖質制限と出合う。そして劇的に数値を改善させ、4年たった今もコントロールし続けている。糖質制限とは何か、日米における治療の選択肢の違い、新薬の開発など、患者目線でリポートする糖尿病治療最前線。文庫化に際して大幅改稿。
680円(本体価格)/748円(税込価格)
 東京の坂の成り立ちといわれ、周辺の名所や旧跡などを紹介した坂道ガイドブック。有名な坂から知られざる坂まで、100本を紹介。詳細なイラストマップつきで見ながら歩ける。タモリによる推薦コメントと解説文も収録。
1667円(本体価格)/1834円(税込価格)
20周年記念「日本発掘展」は、各時代の史跡となった遺跡や、国宝・重要文化財となった遺物をとりあげる。
旧石器時代(白滝遺跡群・日向林B遺跡、石斧、石刃など)
縄文時代(上野原遺跡・東名遺跡・三内丸山遺跡ほか、縄文土器・土偶など)、
弥生時代(吉野ヶ里遺跡・原ノ辻遺跡・黒島遺跡ほか、銅矛・銅鐸・人面土器など)、
古墳時代(西求女塚古墳・今城塚古墳・キトラ古墳・高松塚古墳壁画ほか、鏡・埴輪など)、古代(藤原宮跡周辺遺跡の出土品、柳之御所遺跡)、
中世(博多遺跡群・瀬戸古窯跡群・一乗谷朝倉氏遺跡)
この20年の発掘調査で明らかとなった日本の歴史、今後の研究上の課題をわかりやすく解説する。
東日本大震災復興事業に伴う発掘調査で発見された遺跡(波怒棄館遺跡、堂の前貝塚、畠中遺跡、荒井広瀬遺跡、桜田?遺跡、南狼沢遺跡、新井田館遺跡)の成果内容、2013年度に行われた重要遺跡(地蔵田遺跡、長竹遺跡、荒尾南遺跡、上御殿遺跡、能美古墳群、平安京右京三条一坊六町「西三条第(藤原良相邸)」、下馬周辺遺跡、品川台場遺跡ほか)の発掘調査のようすや出土遺物をオールカラーで紹介する。
463円(本体価格)/509円(税込価格)
562円(本体価格)/618円(税込価格)