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1900円(本体価格)/2090円(税込価格)
変化の時代に頼るべきものは、時代が変わっても変わらない「物事の本質」。企業の本質と経営の全体像を体系的に理解し、会社経営者と役員は何をなすべきか、何を軸に意思決定すべきか、ドラッカー経営学をベースに考える。 この本によって学べるのは、 ・事業経営の全体像と会社経営者/役員の基本的な役割 ・会社経営者/役員としての世の中の見方と未来創造の考え方 ・会社経営者/役員に必要な財務会計の基礎知識 ・経営環境の変化に際し、自社の考えを確認し、形成するための知見 ・会社経営者/役員だからこそ、身につけるべき資質と習慣 【著者の言葉】 本書の目的は、変化の時代における「会社役員の役割」を再確認し、経営者としての「考え方の軸」を整理してもらうことです。 企業を取り巻く環境が変化しています。「社会課題への対応」や「新規事業の創造」といった新しい課題に、会社役員としてどう取り組めばよいのでしょうか。新しい課題ですから社内に参考になる事例などないでしょう。他社の事例をそのまま真似してもうまくいきそうにないことはすぐにわかります。なぜなら、会社の事情や置かれた状況は会社によってさまざまだからです。 結局、新しい課題にどう取り組むかは、それぞれの会社の経営陣が独自に考えるしかありません。では、何を「考え方の軸」にして、これらの新しい課題に取り組めばよいのでしょうか。 変化の時代にこそ頼るべきものは、時代が変わっても変わらない「物事の本質」です。時代がいかに大きく変化しようと、企業という存在を大局的に眺めてみれば、「企業は社会に存在する人間組織である」という企業の本質は何も変わっていないのです。 本書の考え方のベースになっているのはドラッカー経営学です。ドラッカーは「マネジメントの父」と呼ばれ、人類史上初めてマネジメントという分野全体を体系化した人であり、大局的な視点で物事の本質を見抜くことに天賦の才があった人です。 そのドラッカーは50年以上前に、社会課題への対応は企業が果たすべき重要な役割の一つであるとして、その対応についての基本的な考え方を整理してくれています。 また、経営の重要な側面として、現在と未来を同時に見ていくことを挙げ、イノベーションや起業家精神による未来創造の重要性を説いています。それも、地に足の着いた未来創造の方法論を私たちに示してくれています。 さらにドラッカーは、株主資本主義がもてはやされていた1990年代後半に、行き過ぎた株主資本主義や短期利益追求指向がやがて修正されることになると見通していました。 ドラッカー経営学を学んできた私としては、50年の時を経て、時代がやっとドラッカーの考え方に追いついてきたというか、本当にドラッカーが必要な時代になってきたように感じています。 大きな変化の時代だからこそ頼るべきものは、時代が変わっても変わらない物事の本質です。ドラッカー経営学を通して、経営の本質と会社役員の役割を再確認すると同時に、経営者としての自らの「考え方の軸」を整理し、日々の仕事に活かしていただきたいと思います。 (「はじめに」より) 【著者】國貞克則(くにさだ・かつのり) ボナ・ヴィータ コーポレーション代表取締役。1983年、東北大学工学部卒業、神戸製鋼所入社。96年米国クレアモント大学ピーター・ドラッカー経営大学院でMBA取得。2001年、独立。著書に『財務3表一体理解法』シリーズ(朝日新書)等、多数。 【目次】 第1章 本題に入る前に 1 ドラッカーはどういう人なのか 2 企業を取り巻く環境の変化 第2章 会社役員の役割とは何か 1 社会に存在する人間組織 2 ドラッカー経営学の全体像と企業の「3つの役割」 3 従業員のエンゲージメント向上の本質 4 画期的な制度としての「自己目標管理」 5 社会的責任にどう向き合うべきか 6 経営者が目標を設定すべき「8つの領域」 第3章 「財務会計」は会社役員の必須科目 1 財務会計の全体像 2 そもそも配当とは何か 3 なぜいまROIC(投下資本利益率)なのか 4 今日の会社役員の意思決定が明日の会社をつくる 第4章 未来を今日つくる 1 未来への責任と事業に関する「3つの問い」 2 すでに起こった未来を先取りして手を打つ 3 予測できないことを起こさせる 4 イノベーションの機会を探す「7つの領域」 5 既存の企業が新規事業を生み出すために必要なこと 6 「結合」による知の創造 附章 会社役員が成果をあげるために必要なこと 1 身につけておくべき「5つの習慣的能力」 2 上司をマネジメントする 3 必ず身につけていなければならない資質 4 強みを活かせ 5 理論より実践
870円(本体価格)/957円(税込価格)
「財務3表」の考え方で「管理会計」を読み解くと、どうなるか。原価計算、損益分岐、キャッシュフロー・マネジメント……。お馴染みの会計テーマが独特の視点で解説されていく。経営目線からの投資評価や事業再生の分析は「実践活用法」からほぼ踏襲。まったく新しい「管理会計本」が誕生!
810円(本体価格)/891円(税込価格)
累計80万部突破、財務3表シリーズの「図解分析法」を改訂。貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)を1枚の図にして、同じ業界の同規模2社を比べれば経営のすべてが見えてくる! 独自のキャッシュフロー(CS)分析で経営戦略も解明。全ビジネスパーソン必読!
810円(本体価格)/891円(税込価格)
シリーズ累計80万部突破、会計学習の定番教科書に「発展編」が新登場! 「一体理解法」「図解分析法」の旧版から応用テーマを集めて再編成。会計ドリルを使った新会計基準の仕組み解説や「純資産の部」の徹底解明など、「一歩上」を目指すビジネスパーソンに最適!
810円(本体価格)/891円(税込価格)
シリーズ累計80万部突破、会計学習の「定番教科書」を再改訂。取引ごとに財務3表をつくる「会計ドリル」はそのままに、初学者を意識して会計の基本から読み解き方まで基礎重視の構成に再編成。読みやすさもアップ、全ビジネスパーソン必読!
780円(本体価格)/858円(税込価格)
ベストセラー『財務3表一体分析法』の全面改訂版。財務3表を図解したオリジナル図はそのままだが、取り上げる会社を見直し、数字は最新決算に一新! 財務データの中でも、キャッシュフロー計算書の読み解き方が出色。ビジネスマン必読!
820円(本体価格)/902円(税込価格)
簿記を勉強しなくても会計がわかる! シリーズ累計60万部突破の大ヒット作が内容を大幅に増強して帰ってきた。刊行後約10年の会計実務の変化に対応したほか、3表を見開き2ページにおさめるなどビジュアル力も大アップ。初読者も既読者も必読!
720円(本体価格)/792円(税込価格)
「理解」から「分析」、そして「実践活用」へ。累計50万部突破、「財務3表シリーズ」の第3弾がついに刊行!!−−決算書は「企業経営の成績書」といわれるが、実は過去を振り返るだけでなく、ビジネスの構造や将来を考える材料としても使える。経営者の意思をつかむ、事業再生を考える、予算をコントロールする……。ビジネスのあらゆる場面で財務3表が活用できて、あなたの会社の事業で即、使える! ビジネスマン必読。
952円(本体価格)/1047円(税込価格)
2100円(本体価格)/2310円(税込価格)
 簿記いらずの会計勉強法でおなじみの、41万部突破の大ベストセラー、「財務3表シリーズ」がパソコンソフトになりました。BS(貸借対照表)とPL(損益計算書)から主要数字を打ち込むだけで、『財務3表一体分析法』で解説したオリジナル図が瞬時に現れ、即座に財務分析ができます。「1社1期」の基本図だけでなく、「期間比較」「2社比較」「5社比較」などさまざまな分析手法が自由自在。最大20社のデータを分析可能。
780円(本体価格)/858円(税込価格)
会計の素人が財務諸表とどう向き合うか。ベストセラー『財務3表一体理解法』の第2弾となる本書では、3表の数字を少し加工するだけで会社の経営状況が簡単にわかる「秘伝」を伝授する。貸借対照表(BS)、損益計算書(PL)のオリジナル図表を駆使し、わかりやすく解説。ホワイトカラー必読! 
720円(本体価格)/792円(税込価格)
六本木ヒルズの人気ビジネス講座がついに新書化! 簿記を勉強しなくても会計の仕組みが理解できる究極の入門本。損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の財務3表の「つながり」を、具体的な会社の事業活動を通して徹底的に解説、この著者独自の「財務3表一体理解法」を使えば決算書を読む勘所がたちどころにわかる。新会計基準も合わせて解説、これでライバルの企画書に差をつけられること請け合い。