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680円(本体価格)/748円(税込価格)
蒔絵師の兄を手伝うため、江戸に出てきた理野。しかし、兄が突然帰らぬ人となり、女の蒔絵師として原羊遊斎に師事することになってしまう。彼女は、女の情念を込めた、この世に一つとない蒔絵を完成させるために、人生の全てを蒔絵に注ぐが……。酒井抱一、鈴木其一など、実在の人物を絡めて蒔絵職人の世界を描いた傑作。『さざなみ情話』(2007年)以来の長編小説!
1800円(本体価格)/1980円(税込価格)
 朝日新聞朝刊に連載された乙川優三郎氏の力作の単行本化。松江で蒔絵師の一家に育った主人公理野は、兄の修行に付いて江戸にのぼる。厳しい修行の途上で兄は亡くなるが、理野は田舎に帰らずそのまま工房で蒔絵職人として身を立てようと決意する。羊遊斎や酒井抱一など実在の芸術家の中にたくみに虚構の人物を組み合わせ、江戸の町を背景に、女性の立場から見た江戸職人の世界を描く時代小説の傑作。
540円(本体価格)/594円(税込価格)
心底惚れぬいた松戸・平潟河岸の遊女のちせを身請けするために、命懸けの商いに手を染める高瀬舟の船頭・修次。社会の最底辺にあり、先の見えない不安に苛まれながら、けっして希望を捨てずに生き抜く人々の姿を叙情豊かに描く長編時代小説。銚子から利根川、江戸川を抜け日本橋まで荷を運ぶ舟運や、食売旅籠と呼ばれる遊郭など、江戸の世相・風俗がありありと描かれている。
1500円(本体価格)/1650円(税込価格)
銚子と江戸の間を行き来する高瀬舟の船頭・修次と、彼が通いつめる松戸・平潟河岸の遊女ちせの交情をえがく連作時代長篇小説。修次に身請けしてもらうことだけを標に苦界を生き抜くちせ、心底惚れぬいたちせを身請けするために命懸けの商いに手を染める修次。社会の最底辺にありながら、けっして希望を捨てずに生き抜く人々の姿を叙情豊かに描く。