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1600円(本体価格)/1760円(税込価格)
本能寺の変直後の京。呉服商の若旦那・茶屋四郎次郎は、命の危険を孕む、家康の“伊賀越え”に同行する。家康の信頼を得、御用商人として四郎次郎は動乱の世を躍動するも、やがて──。信長、秀吉、家康の天下獲りを背景に、金と知恵とでしたたかに世を渡って成長していく京の商人の姿を痛快にイキイキと描いた、傑作歴史時代小説。『玉兎の望』で小説現代長編新人賞、『無名の虎』で朝日時代小説大賞を受賞してデビューし、歴史時代作家クラブ賞新人賞も受賞した著者待望の受賞第一作。
1300円(本体価格)/1430円(税込価格)
利き腕を失った武田家家臣の雨宮軍兵衛は失意に沈む日々を送っていた。数年前に命ぜられた川除(かわよけ)奉行の仕事にも生き甲斐は見出せない。だが漢籍から治水の技術を学び、また村の女子衆(おなごし)らとともに治水工事に取り組むうちに、軍兵衛の意識は少しずつ変わっていく。軍兵衛の第二の人生と、武田家の命運を握る一大治水工事の行方は――。
戦国の世、武功が第一だった時代に、戦に出ず村に残る人々はどのように生きていたのか? そこに著者はあたたかいまなざしを注ぐ。厳しい自然状況の中、氾濫をたびたびおこす川=「水龍」と戦ったある一人の男の生涯と、個性豊かな登場人物たちの生き様が絡み合う、傑作長編時代小説。
第4回朝日時代小説大賞受賞作! 著者は小説現代長編新人賞とのW受賞を果たし、朝日新聞「ひと」欄の記事も話題を呼んだ。