朝日新聞出版　最新刊行物：特集一覧

1100円（本体価格）/1210円（税込価格）

2017年7月に惜しまれつつ亡くなった著者が、91歳からはじめた連載、朝日新聞土曜別刷「be」の『あるがまま行く』。体の変化があらわれはじめた101歳から、亡くなる直前、口述筆記で作られた最終回までのなかから44本を選ぶ。車椅子を使いはじめることの葛藤と新たな気づき、先に亡くなった妻へのお詫びの気持ちなど、前向きなことも後ろ向きなことも、すべてを生きるエネルギーに変えて、最後まで生き切った著者の、最後のエッセイ。

しかえししないよ

日野原重明　いわさきちひろ　

1300円（本体価格）/1430円（税込価格）

いのちを大切にするとは
いのちを上手に使うこと
つまり君のもつ時間を
君だけでなく誰かのために使うこと

いじめは友だちのもつ時間を奪い
いのちを傷つけるもの
だからいじめは止めようよ

そして
たとえ誰かにいじめられても
殴り返したり
言葉でやり返すことはやめて
じっとこらえてこう言おうよ

僕は、しかえししないよ
いっしょにグラウンドに出て
サッカーをしようよ

「しかえししないよ」より

104歳の医師・日野原先生の詩と画家・いわさきちひろの作品をコラボレーションさせた詩画集。日常のさりげない風景のなかで、揺れる子どもの心が美しく、優しく、せつなく表現されています。オールカラーでプレゼントにも最適。

いのちと平和の話をしよう

日野原重明　

1200円（本体価格）/1320円（税込価格）

朝日新聞「be」で連載が続いている「あるがまゝ行く」から、「いのち」と「平和」がテーマのお話を厳選。多くの患者と接して見たいのちの輝き、戦争を経て思う憲法への思いなど、103年の人生経験による知恵が詰まったエッセイ集。

だいすきなおばあちゃん

日野原重明　岡田千晶　

1300円（本体価格）/1430円（税込価格）

日野原重明先生、102歳の絵本作家デビュー作！　いつもおばあちゃんといっしょのマリちゃん。でも、だいすきなおばあちゃんはだんだん体が弱って、やがて・・・・・・。医師として長年いのちを見つめてきた日野原先生が描く、子どもがはじめて経験する「別れ」と「看取り」の物語。親子はもちろん、おじいちゃん、おばあちゃんなど、家族みんなで読んで欲しい絵本です。

95歳・私の証　あるがまゝ行く

日野原重明　

600円（本体価格）/660円（税込価格）

　診察のかたわら、子どもたちに、医師としていのちの大切さを教えたいとはじめた「いのちの授業」で全国の小学校を飛び回る一方、中国やトルコ、オーストラリアで見聞を広めたり、平和音楽界を開催したり……。95歳・現役医師がますます元気な毎日を綴る、朝日新聞土曜「be」で連載中のエッセイ。

あるがまゝ行く

日野原重明　

560円（本体価格）/616円（税込価格）

　日本はもちろん、アフリカやネパール、中国など、世界の医療現場を視察して思う、医療の現在と未来。森光子や新井満など、エネルギー溢れる友人たちとの交流。うつぶせ寝、腹七分目のすすめなど、日野原流健康法も紹介。今も自らの生きかたを多方面に広げる現役医師が、94歳の「あるがまゝ」を描く。朝日新聞土曜「be」連載の、読むと元気が湧いてくるエッセイ。

長さではない命の豊かさ

日野原重明　

560円（本体価格）/616円（税込価格）

「私たちは、どうよく生きるか、どうよく老いるか、どうよく病むか、そして最後にはどうよく死ぬか、そのことを考えなくてはならないと思うのです」。90歳を超えてさらに精力的に活動を続ける著者が、よりよく生きるための教えをやさしい語り口で説く。命を大切にするというのは、どう自分らしく命を使うかということ――。朝日新聞土曜「be」で連載中の「あるがまま行く」の1、2年目をまとめた好エッセイ。

95歳からの勇気ある生き方

日野原重明　

1200円（本体価格）/1320円（税込価格）

文化勲章受章・聖路加国際病院理事長の著者がつづるエッセイ集。いまの医療現場に望むこと、習慣を身につけること、老いてもゆとりをもって生きること、出会いを大切にすること、次世代に継承すること、最期を迎えること。95歳、超多忙な日常から幼年期の思い出、人生初のディズニーランド体験記まで。朝日新聞土曜「be」大好評連載「あるがまゝ行く」の単行本化第２弾。