3代の侍従長に仕え昭和天皇・香淳皇后を看取った侍従、故・卜部亮吾(うらべ・りょうご)氏の32年間の日記(昭和45年~平成14年)を全5巻で刊行。政府と宮内庁、天皇・皇族のあいだで調整に当たり、扇の「かなめ」的存在であった氏の記録からは宮内庁の「オモテ」「オク」の関係、祭祀の様子も見えてくる。昭和史の空白を埋める第一級資料。第2回配本第4巻は崩御から即位の礼・大嘗祭まで全日収録。
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昭和58年、那須御用邸の嚶鳴亭近くで植物を観察する昭和天皇。左は卜部亮吾侍従、中央は安楽定信侍従。
昭和天皇年譜 組見本
全巻内容 第1巻 昭和45年~59年 岩井克己解説 宮内庁組織図 皇居地図 用語解説索引 第2巻 昭和60年~61年 第3巻 昭和62年~63年 第4巻 昭和64年~平成2年 第5巻 平成3年~14年 御病状日記 御厨貴解説
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