人気の学習漫画「サバイバルシリーズ」の新編。大型客船が竜巻に巻き込まれ、島に漂着した主人公たち。島は異常に暑く、植物が枯れたり、雷で火災が起きるなど異常な様子になっていた。やがて集中豪雨が襲ってきた。地球温暖化の現状や生物への影響、雷や集中豪雨が起きる仕組みなどの解説が物語の間に入っており、楽しみながら気象や地球温暖化についての知識がつく。
『異常気象のサバイバル1』の雷の場面を訂正します。
『異常気象のサバイバル1』 98ページに、雷が鳴る音を聞いたジオが「よつんばい」の姿勢をとり、ケンジが「ジオみたいにひざと手を地面につけると、電気が心臓を通らずに腕を通って地面に流れ、致命的な心臓麻痺やショックを防げるんだ」と解説する場面が描かれています。109ページ「科学知識」にも同様の記述がありますが、これは、専門家が推奨する「雷から身を守る姿勢」とは異なるものでした。
雷の音が聞こえたら、以下のような行動をとることが有効とされています。
① まずは建物の中に入ること
② 避難する建物がない場合は、木や電柱などの高いものから離れ、「雷しゃがみ(お尻やかかとを地面に付けずにつま先立ちでしゃがみ、両手で耳をふさぐ)」の姿勢を取ること
お詫びして訂正します。