フランスでも翻訳出版が始まった韓国のベストセラー「サバイバル科学漫画」シリーズの1冊、『昆虫世界のサバイバル』(全3巻)の最終巻。昆虫の世界に迷い込み、体が小さくなった3人の子どもの前に現れる巨大カマキリやアメンボ。ようやく逃げ出せたと思ったら、洪水のような大雨に見舞われる。3人は人間の世界に戻れるのか。スリリングな物語の所々に、昆虫の生態についての解説があり、読んでいるだけで自然と昆虫の知識が身につく。
【訂正】
『昆虫世界のサバイバル3』の49ページ、カマキリの幼虫についての写真説明で、「カマキリは不完全変態を行うため、さなぎの時期がある」は「さなぎの時期がない」の誤りです。