命に向き合い、魂を癒やす。
江戸期の町医者たちと市井の人々の人情ドラマを描いた
医療時代小説アンソロジーの決定版!
母娘関係のこじれ、努力だけでは抜け出せない貧困、
感染症への偏見――
医術とは何か。魂の癒やしとは?
コロナ禍の現代に、時を超えて問いかける珠玉の7編。
時代小説ファン必読の一冊。
朝井まかて「駄々丸」
安住洋子「桜の風」」
川田弥一郎「雪の足跡」
澤田瞳子「瘡守」
山本一力「ツボ師染谷」
山本周五郎「駈込み訴え
和田はつ子「よわい桃」
解説・末國善己