命を奪う奇病なんて怖くない。 でも、貴方のために私は薬が欲しかった――。 死に至る“花の病”を街に持ち込んだと、民衆はハント家の子供達の命を狙う。 民衆から逃れ山にこもった子供達とチーズの手助けをするストロベリィは病に感染しているが、彼女が特効薬を欲っしているのは自分のためでなく、愛する夫のためだった。 そして、ストロベリィと子供達には、意外な縁があったのだが――。 甘くて残酷なTONO流パンデミック群像劇。
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