文庫
小説
警官の標
警察小説アンソロジー
月村 了衛 著 / 深町 秋生 著 / 鳴神 響一 著 / 吉川 英梨 著 / 葉真中 顕 著 / 伊兼 源太郎 著 / 松嶋 智左 著
ISBN:9784022651877
定価:990円(税込)
発売日:2025年2月7日
A6判並製  408ページ 

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すべて書籍初収録! いきなり文庫!!
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捜査小説から、
組織としての警察を描いた作品、
警察官が主人公でない作品まで……

警察小説の魅力が、横断的に、端から端まで詰まった
超傑作揃いのアンソロジー!!
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【目次】
月村了衛「ありふれた災厄」
上映時間に遅れそうな元国家公安委員長の梶田は、若い警官に職務質問され……。

深町秋生「破談屋」
警務部巡査部長の静佳は、結婚前の同僚の身辺調査を命じられる。

鳴神響一「鬼火」
階段の踊り場で見つかった遺体――互いを犯人だと告発し合う二人の男が現れた。

吉川英梨「罪は光に手を伸ばす」
警察学校の実務修習中のエミは、偶然ある事件の捜査にかかわることになり……。

葉真中顕「不適切な行い」
刑事課係長の佐原は、部下の無責任な判断が殺人事件を引き起こしたと推測するが……。

伊兼源太郎「いつかの山下公園」
刑事課の三枝は、同僚でライバルの谷澤が若い女と密会しているところを目撃する。

松嶋智左「同期の紅葉」
同期の有子と唯美が所属する白堂警察署の金庫から、一千万円の押収金が盗まれ……。

解説  若林踏
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【内容紹介】
若い警官に職質された元国家公安委員長は……(「ありふれた災厄」)。巡査部長は同僚の結婚前の身辺調査を命じられるが……(「破談屋」)。彼らが追い求める“標”とは何か? すべて書籍初収録! 警察小説の魅力が詰まった傑作アンソロジー。《解説・若林踏》


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