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1800円(本体価格)/1980円(税込価格)
●古典新訳に定評のある詩人による、暮らしに結びついたお経現代語訳、自然を見つめる明るいまなざし、「生きる」ことへのやわらかな希望のある極上エッセイ。耳でも味わいたい著者によるお経朗読9編をふくむCDつき。 * 寝たきりの母、独居する父。 死に方がわからないかのように生きている親を見ていて考えた。 「生きること死ぬこと」について、老い果てぬ前に準備をしたらいいのではないか。 老いて死ぬ不安を、苦しみを、少しでも軽くする道はないか。 遠いカリフォルニアから通いつつ看取りをつづけるうちに、娘はお経に出会った。 そして今、両親と夫の死を見届けて、 誰もいなくなった荒れ地や海辺を、犬と歩く。 日没を見て、月の出を見て、小さな生き物の生きざまを見る。 雨を見て、風を見て、地震を見る。 自然のめぐりと生きることと死ぬことが重なっていく。 ●「目次」から  父と母とお経とわたし 開経偈「今、出遭いました」 三帰依文「仏教に出遭えたミラクル」 三宝礼「みをかがめます」  秋篠寺伎芸天/空 般若心経「完成に向かって」 二河白道「河を渡る」 源信の白骨観「ホラホラ、これがおれの骨だ」 九相詩「死体のあと」  「白骨」と「九相詩」 源氏物語表白「紫式部の往生」 風信帖「一通の手紙、空海から最澄へ」  雲/雨 法華経薬草喩品偈「大きな木や小さな木」  骨/鏡/手紙、父へ 阿弥陀経「浄土とはこんなところです」  犬になる 四誓偈「四つの誓い」 本誓偈「ただおこなえ」  犬を待つ/写真 聞名得益偈 「みんないける」  ウサギ/スカンク/藪の中/巣立ち/キノコ 法華経従地涌出品偈(部分) 「涌き出したボサツたち」 法華経方便品(部分) 「なぜ仏は世にあらわれたか」 法華経如来寿量品偈(自我偈) 「私が目ざめてからこのかた」  名前 一切精霊偈「一切のたましいは」  7度21分40秒/日没/朝の月と満月 発願文「ねがっています」  お盆を思う 摂益文「み名をよぶ」  瓦礫のお城とただの草/サフラン  犬と怨憎会苦/料理しなくなって  春の小川  死んでいく人 仏遺教経「最後のおはなし」 総回向偈「あまねくひとしく」 総願偈「あるいてゆきます」  あとがき  主な参考文献
840円(本体価格)/924円(税込価格)
足の痒みに悩む水尾爽太は、訪れた薬局で毒島という女性薬剤師に出会う。誤診を見抜いた彼女に興味を抱き、伯父の病状について相談すると、話は予想外の方向へ──(「笑わない薬剤師の健康診断」)。医療ミステリーアンソロジー第2弾!
1700円(本体価格)/1870円(税込価格)
気どらないもてなし上手で有名な著者による家族や人が集まるときのレシピの本。作っておける前菜や鍋やオーブン任せのごちそう、手軽なおつまみ、〆のごはん、さらには毎日の献立にも使えるレシピまで全150レシピ。びっくりするほど簡単なのにおいしい、ごちそう感のあるレシピが満載。
700円(本体価格)/770円(税込価格)
デビューから現在まで各紙誌に書いてきたエッセイを一冊にまとめた決定版。小さな頃の思い出から、影響を受けた本や音楽、旅先での出来事、今まで気づかなかった勘違いに、コンビニバイトのこと。解説は矢部太郎が漫画で描く。
1400円(本体価格)/1540円(税込価格)
明治20年。僧冬伯のもとへは困り事の相談に日々客人が訪れる。本日は店の経営不振に悩む料理屋の女将で……。僧侶兼相場師の型破りな僧侶と弟子の名コンビが、檀家たちの悩みを解決しながら、師僧の死の真相を追う。連作短編エンターテイメント!
750円(本体価格)/825円(税込価格)
父・井上光晴、母、そして瀬戸内寂聴をモデルに、逃れようもなく交じり合う三人の〈特別な関係〉を、長女である著者が描ききった衝撃の最高傑作。 朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日経新聞、週刊現代、週刊朝日、女性自身、週刊ポストほか各紙誌で大反響の問題作いよいよ文庫化。 一九六六年、講演旅行をきっかけに男女の仲となる二人の作家、白木篤郎と長内みはる。繰り返される情事に気づきながらも心を乱さない篤郎の美しい妻、笙子。みはると笙子、二人の愛と〈書くこと〉に貫かれた人間たちの生を描ききった傑作。至高の情愛に終わりはあるのか? 瀬戸内寂聴さん絶賛! モデルに書かれた私が読み 傑作だと、感動した名作!! 作者の父井上光晴と、私の不倫が始まった時、作者は五歳だった。五歳の娘が将来小説家になることを信じて疑わなかった亡き父の魂は、この小説の誕生を誰よりも深い喜びを持って迎えたことだろう。作者の母も父に劣らない文学的才能の持主だった。 作者の未来は、いっそうの輝きにみちている。百も千もおめでとう。――瀬戸内寂聴
840円(本体価格)/924円(税込価格)
本書は、新形式に合わせて、『新TOEIC TEST読解特急4』を増補改訂したものです。 新形式テストに導入された位置選択問題も収録!  ビジネス文書は型が決まっています。型に慣れれば、難しくありません。 すべて無料音声付き! スマホアプリ対応!!
990円(本体価格)/1089円(税込価格)
見た、聞いた、考えた戦火の国で。 この記録は現代につながっている。 ベトナム戦争とは何なのか。 最前線がどこにもない、いや、全土が最前線と化している。 そんな"戦場"をカメラマン秋元と取材した100日間の記録(1964~65)。 生と死、日常と非日常が入り交じる混沌を描く濃密な言葉。 時を超えて読み継がれる傑作ルポルタージュ。 《解説・日野啓三》 新装版では、取材に同行した秋元啓一による未公開写真を多数収録(カラー含む)。 フォト・ドキュメンタリーとしても色褪せない不朽の1冊! ------------------------------------------------------- 最前線はどこですかと聞いて、そのたびにたしなめられた。 最前線がどこにもない、いや、全土が最前線だというのが この国の戦争の特長である。ベン・キャットも最前線なら サイゴンのマジェスティック・ホテルだって最前線である。 いつフッとばされるかわからないのである。 (本文より) -------------------------------------------------------
900円(本体価格)/990円(税込価格)
2019年から週刊誌「AERA」にて、連載を再開していた「あたしンち」待望の単行本、第1巻が発売されます。母、みかん、ユズ、父のタチバナ家の人たちの「令和の日常」が描かれた、オール新作による6年ぶりの新作です!
1200円(本体価格)/1320円(税込価格)
「年をとったおまえを見たかった。見られないとわかると残念だな」(「哀しみがたまる場所」) 作家夫婦は病と死に向きあい、どのように過ごしたのか。残された著者は過去の記憶の不意うちに苦しみ、その後を生き抜く。心の底から生きることを励ます喪失エッセイの傑作、52編。 ◯本文より あと何日生きられるんだろう、と夫がふいに沈黙を破って言った。/「……もう手だてがなくなっちゃったな」/私は黙っていた。黙ったまま、目をふせて、湯気のたつカップラーメンをすすり続けた。/この人はもうじき死ぬんだ、もう助からないんだ、と思うと、気が狂いそうだった。(「あの日のカップラーメン」) * 余命を意識し始めた夫は、毎日、惜しむように外の風景を眺め、愛でていた。野鳥の鳴き声に耳をすませ、庭に咲く季節の山野草をスマートフォンのカメラで撮影し続けた。/彼は言った。こういうものとの別れが、一番つらい、と。(「バーチャルな死、現実の死」) *  たかがパンツのゴム一本、どうしてすぐにつけ替えてやれなかったのだろう、と思う。どれほど煩わしくても、どんな忙しい時でも、三十分もあればできたはずだった。/家族や伴侶を失った世界中の誰もが、様々な小さなことで、例外なく悔やんでいる。同様に私も悔やむ。(「悔やむ」) * 昨年の年明け、衰弱が始まった夫を前にした主治医から「残念ですが」と言われた。「桜の花の咲くころまで、でしょう」と。/以来、私は桜の花が嫌いになった。見るのが怖かった。(「桜の咲くころまで」) 元気だったころ、派手な喧嘩を繰り返した。別れよう、と本気で口にしたことは数知れない。でも別れなかった。たぶん、互いに別れられなかったのだ。/夫婦愛、相性の善し悪し、といったこととは無関係である。私たちは互いが互いの「かたわれ」だった。(「かたわれ」) ●近年、稀にみる圧倒的共感を得た朝日新聞連載の書籍化
400円(本体価格)/440円(税込価格)
100円(本体価格)/110円(税込価格)
490円(本体価格)/539円(税込価格)
1200円(本体価格)/1320円(税込価格)
840円(本体価格)/924円(税込価格)
6300円(本体価格)/6930円(税込価格)