キーワード入力値
10000 件以上該当しております。
キーワード
キーワードからさらに絞り込んで検索
詳細条件設定
条件設定する
ISBN ハイフンを入れず半角でご記入ください
発売日
販売状況
電子書籍
カテゴリ
ジャンル
分類で絞り込み
1700円(本体価格)/1870円(税込価格)
「この街は少しずつ沈んでいる」──そんな噂が流れる人工島で、タワマンに住む水泳部の仁寡(ひとか)は厳しい父の目を盗み、夜な夜なノートに空想の世界を描く。この世には伝説の島へと続く「セノーテ」と呼ばれる泉があるのだ。 ここではない別の世界へ。苦しくも美しい「中学一年生の夏」を切り取った、街に生きる子供たちのビルドゥングス・ロマン。
100円(本体価格)/110円(税込価格)
545円(本体価格)/600円(税込価格)
591円(本体価格)/650円(税込価格)
1081円(本体価格)/1200円(税込価格)
1273円(本体価格)/1400円(税込価格)
7000円(本体価格)/7700円(税込価格)
900円(本体価格)/990円(税込価格)
545円(本体価格)/600円(税込価格)
5000円(本体価格)/5500円(税込価格)
1100円(本体価格)/1210円(税込価格)
人気の大人絶景旅シリーズ「宮島・広島 尾道 倉敷」を最新アップデート! 世界的に注目を集める世界遺産・厳島神社をはじめ、話題のアートスポット、外せないご当地グルメもたっぷり紹介。取り外せる大判マップ付き。
1300円(本体価格)/1430円(税込価格)
【改訂】好評の「ハレ旅」シリーズから、「北海道」の最新2026〜27年、改訂版が登場! 札幌、小樽、函館など北海道の人気観光エリアや、エスコンフィールドなど注目スポットをこれ一冊で全網羅。取り外せて便利な別冊地図と、無料電子版付き。
1900円(本体価格)/2090円(税込価格)
人気フードイラストレーター、ケイリーン・フォールズの著書『日本のいいもの おいしいもの』がポストカードブックになりました!全24枚収録。一枚ずつ本から切り離せます。季節のごあいさつなどメッセージカードとしてはもちろん、インテリアにもどうぞ。
1400円(本体価格)/1540円(税込価格)
野菜の価格高騰が叫ばれる中、ほんの少し余った野菜や、残りがちなかぶなどの野菜の葉、定番の季節野菜を少しだけ使って手軽に作れる漬物レシピを100品紹介します。あと一品欲しい時、おうちにある野菜を使ってパパッとお漬物をつくれたらいいですよね。箸休めにもおつまみにもなる、手軽につくれる漬物レシピが満載。また、漬物を使ったアレンジレシピも紹介。
2500円(本体価格)/2750円(税込価格)
「師匠! 人間国宝がここまで喋っていいんですか!?」 落語界4人目の人間国宝(重要無形文化財保持者)となった五街道雲助。滑稽噺から芝居噺まで、多彩な高座で客席を魅了する師匠が、評論家・長井好弘氏を聞き手に、持ちネタを解説します。その噺のポイントはどこか、どんな工夫を行い、本番でどう感じたか。初出しのエピソードも満載。師匠・金原亭馬生の思い出、弟子たちとの交流、そして落語論も。 本文の一部をご紹介します。 ●火焔太鼓(かえんだいこ) 長井 雲助師匠は演者として『火焔太鼓』についてどう思っていますか?  雲助 やっぱり、お客を見るというか。 長井 観客を見る? 雲助 ちょっと硬いお客さんの時だと、この噺をやるのは怖いです。だから、たとえば寄席で十日間、ずっと『火焔太鼓』でトリを取ってくれと言ったら、かなり苦痛でしょうね。 長井 どうして怖いのですか? 雲助 必ずウケるとは限らない。どこかで一つ滑ったら(ウケなかったら)、回復できずに最後までスベって終わるような、そういう怖さがあるんですよ。だから、普通の落語会のトリで、『火焔太鼓』のネタ出しなんてェのも、ちょっと遠慮したい。 長井 お客さんの様子を見て、「あ、これだったら今日は大丈夫かな」と思ったら高座にかける、という感じですか? 雲助 そういうことです。 ●芝浜(しばはま) 長井 志ん生、志ん朝ラインは割と軽めの『芝浜』でしたね。 雲助 もう完全に落とし噺の『芝浜』ですよ。サゲの「また夢になるといけねえ」っていうのも落とし噺のサゲの言い方をしてますね。このサゲが難しいのは、「なぜ夢になるといけないのか」ということなんです。普通は「あ、また夢になって、かみさんに騙されるといけないから」とか、だいたいそんな感覚でのサゲの言い方ですよね。 長井 師匠のサゲは一味違いますね。 雲助 あたしのは、とにかく勝五郎が幸福の絶頂にある。せっかくこんなありがたいことがあるのに、これが夢になっちゃあいけないから、「また夢になるといけねえや」という落とし方にするんですね。 長井 勝五郎の至福の思いをちゃんと盛り上げておかないと、その台詞が生きてこないという。 雲助 そうですね。だから、あたしは女房が身籠っているという設定にしています。幸せの要素を積み重ねるには、子供ができたというのはかなり大きい。子供ができる、お酒が飲める、お金が戻ってくる。それで、除夜の鐘が聞こえて、年が明ける。「ああ、おめでとうよ」という絶頂感の根底に「子供ができる」というのがあるというのがいいなあという気がします。「子供ができた? じゃあ祝いに酒を」という口実もできるしね。 ●鰍沢(かじかざわ) 長井 『鰍沢』は雲助師匠の工夫がいっぱい詰まった、いわば雲助一門の代表的な噺ですから、この形を何とか残してほしいなと思います。総領弟子はやらないと思うけど(笑)。 雲助 白酒はやらないでしょうね(笑)。馬石も、やらねえかな。最近は、龍玉がよくやっているらしいけど。実は『鰍沢』って、ずいぶん稽古頼まれてるんですよ。それが、ほとんど女性の噺家なの(笑)。 長井 へえー、そうなんですか。 雲助 お熊をやりたいというんです。ああいう悪女みたいなのをやってみたいって。もう、四、五人教えてるんじゃないかな、女の子ばっかり。男はいないかもしれない(笑)。 長井 雲助師匠は、「稽古をつけてください」っていう人には方は皆さん、教えてます? 雲助 もちろんです。 長井 「まだ早い」とか、そんなことは思わないですか? 雲助 うーん、思ったとしても、一応稽古はします。まず無理だろうなと思うときもあるけど、「稽古してくれ」と言われりゃ、断りませんよ。 【演目一覧】 お菊の皿/臆病源兵衛/火焔太鼓/勘定板/菊江の仏壇/禁酒番屋/くしゃみ講釈/汲み立て/子ほめ/持参金/死神/ずっこけ/千両みかん/幇間腹/代書屋/佃祭/二番煎じ/花見の仇討/身投げ屋/妾馬/宿屋の富/夢金/らくだ 明烏/お直し/五銭の遊び/品川心中/付き馬/徳ちゃん/干物箱/木乃伊取り/山崎屋(「よかちょろ」含む) 火事息子/芝浜/唐茄子屋政談/中村仲蔵/文七元結/夜鷹そば屋/淀五郎 お富與三郎/お初徳兵衛/お若伊之助/鰍澤/髪結新三/九州吹戻し/真景累ケ淵・豊志賀/つづら/猫定/初霜/双蝶々/緑林門松竹/宮戸川/名人長二/もう半分 【著者】五街道雲助(ごかいどうくもすけ)  落語家。東京都出身。1948年生まれ。明治大学中退後、1968年、金原亭馬生に入門。前座名は金原亭駒七。72年、二つ目に昇進。五街道雲助に改名。81年、真打昇進。2023年、重要無形文化財保持者(「人間国宝」)。
2200円(本体価格)/2420円(税込価格)
宝暦八年、獄門を申し渡された講釈師・馬場文耕。長屋暮らしの文耕は、かつてなぜ刀を捨て、そして獄門に処されることになったのか? 謎に包まれた実在の人物、文耕の生涯を端正な文章と魅力的な登場人物で描き出す。沢木耕太郎、初にして堂々たる時代小説!