キーワード入力値
該当数は 9 件、全 1 ページです。
キーワード
キーワードからさらに絞り込んで検索
詳細条件設定
条件設定する
ISBN ハイフンを入れず半角でご記入ください
発売日
販売状況
電子書籍
カテゴリ
ジャンル
780円(本体価格)/858円(税込価格)
この子は/私の可愛い子で/父をいつでも誇つて/すこやかに育つことを念じてゐる
太宰治が代表作のひとつである『斜陽』の下敷きとした日記を書いた女性・太田静子とのあいだにもうけ、自身の筆名と本名(修治)から、一字をとって「治子」と自ら命名した娘。だが、生まれてわずか半年後に、太宰は入水自殺。一度も父親の顔を見ることがないまま育ち、、「斜陽の子」と呼ばれた著者は、年を重ねて、ようやく太宰を、そして母親との関係を見つめることができるようになった――。
母の日記や遺された太宰の手紙といった、著者にしか触れることのできない貴重な資料を本文中に織り込みながら、父親として、一人の男として、そして作家としての太宰と向き合い、感情に流されることなく、しかし愛情をもって自身のアイデンティティに迫る、渾身のノンフィクション。
1700円(本体価格)/1870円(税込価格)
「日本近代洋画の父――もしそう呼ぶ人物がいるとすれば、黒田清輝ではなく、浅井忠だ」。 洋画排斥運動が吹き荒れる日本。そのなかで黙々とカンバスに向かい、近代洋画の基礎を築いたひとりの画家がいた。黒田清輝、フェノロサ、岡倉天心、夏目漱石、正岡子規…時代を担う人々との交流と、浅井の歩んだ人生を通して、夢ばかりがあふれていた激動の明治を描く。
1500円(本体価格)/1650円(税込価格)
 生誕100年を迎える太宰治の文学の魅力は現代の若者をも捉え、空前の《太宰ブーム》が訪れている。本書は太宰文学の最高峰『斜陽』のモデルとなった太田静子と太宰との間に生まれた著者が、満を持して語る「父と母の愛のすべて」である。『斜陽』は母・太田静子の日記をそのまま写した箇所も多い。父・太宰の男としての狡さなども容赦なく見据えながら、尊敬する「文学者・太宰」を真正面から描いた著者渾身の書。
1700円(本体価格)/1870円(税込価格)
小学校の保健医・マチ子、五十歳。彼女は退職の日、生徒から宝物のような言葉をもらう。その言葉が届けてくれた、奇跡のかけらとは――表題作「小さな神さま」他、「ガラスの灰皿」「神さまのおくりもの」など36の短編はいずれも、親子や夫婦、恋人、あるいは恋人未満――めぐる四季の中で、色も形もさまざまに点在する愛情のもようを柔らかなまなざしでとらえ、上品な語り口で描きだす。珠玉の掌編小説集。
720円(本体価格)/792円(税込価格)
「娘」から「母」になって知った新しい愛の姿。子育ての5年間に感じた不安や感動を綴る。〔解説・田村隆一〕
650円(本体価格)/715円(税込価格)
母として得た新しい視点から、画家やモデルの人生、東西の名作に思いを馳せる美術エッセイ。〔解説・福田淳〕
1359円(本体価格)/1495円(税込価格)
「万里子が生まれて私は初めて、子供には天使の部分と共に、悪魔の部分があることに気付いた」……四十歳で一女の母となった著者が、子育てに揺れた5年間を、率直に綴ったエッセイ集。
485円(本体価格)/534円(税込価格)
オスロからニースまで……急逝した母を偲びつつ名画を求めて美術館を訪ね歩く感傷旅行。〔解説・山田洋次〕
420円(本体価格)/462円(税込価格)
手術の甲斐もなく逝った母への痛哭の思い、父太宰治への思慕をすずやかに綴ったエッセイ集。〔解説・秦正流〕