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2000円(本体価格)/2200円(税込価格)
正岡子規と夏目漱石、高浜虚子らの友情や師弟愛を、やり取りした俳句や手紙などを軸に、さまざまなエピソードで詳述。晩年の子規の姿を明白にするエッセイ。個性豊かで人間味あふれる三人三様の素顔や、漱石と虚子にとっての子規像、刻一刻と死期が迫る子規の心情が読み取れる。子規死後の虚子の追慕の心境など、子規を取り巻く人々によって浮き彫りにされる子規の姿。『漱石全集』発刊後に発見された、漱石がロンドンから子規に宛てた最後の絵はがきに、留学中の漱石と死期迫る子規との友情を読み取る「倫敦の漱石──子規尚生きてあり」など全13章。これから子規、漱石、虚子に親しもうという入門者や、俳句のみならず、子規や虚子の散文作品や漱石のエッセイへと誘うきっかけとなる一冊。
2476円(本体価格)/2724円(税込価格)
日本の近代文学史に輝かしい金字塔を打ち立てた、正岡子規。その子規に魅せられた著者が「俳句朝日」で好評を博した連載「子規もうひとつの顔」に「子規断章」を加え、子規をめぐる周辺のひとびとと子規との、知らざれる友情や師弟愛を、俳句を軸にユニークに語る。漱石、鷗外、虚子などの素顔や子規との交友がいきいきと描かれている。子規ファン必読の一書。