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1000円(本体価格)/1100円(税込価格)
書店員さん絶賛の人気コミック『図書館の主』が遂に小説化!! 小説を担当するのは、『四龍島シリーズ』のヒットで知られる真堂樹。
私設「タチアオイ児童図書館」の名物司書・御子柴は一流の児童書ソムリエ。惜しむらくは、その無愛想さ。だが、そんな彼のもとへ、日常に息詰まり悩みを抱えた人々が、癒しの一冊を求めて訪れる…
今回のノベライズでは、コミックでは語られていない、タチアオイ児童図書館の誕生秘話が描かれる──
とある冬の日、タチアオイ図書館でいつものように和む皆のところに、黒服姿の小手川オーナーが姿をあらわした。彼女から宮本は、図書館がいまの場所に開かれたいきさつを聞くことになる。それは、三年と半年まえのこと。小手川葵から私立図書館の運営を依頼された御子柴は、いったんは申し出を断ったものの、あらためて引き受けることとなっていた。当然、設立場所の選定からまかせたい、と葵から言われ、御子柴はいつも駅までの通勤途中に通りかかる道すじの、閉鎖された児童館に目をとめる。そこは、かつて篤志家から街に貸与されていた土地に公民館の別館として営まれていた児童館であった……
図書館を訪れる人々に有名、無名を問わず、その人に合った児童書を紹介しながら癒しを与えていく、本を愛するすべての人たちへ贈る珠玉の物語。タチアオイで働く、いつもの面々の意外な素顔がのぞけるオリジナルノベル。