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電子書籍
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720円(本体価格)/792円(税込価格)
これまでネット上で主に展開されてきた草の根のナショナリズム運動は、近年「ヘイトスピーチ」として現実空間にも大々的に出現し、ジャーナリズムを騒がせるようになった。さらには2013年末の安倍首相の靖国参拝、今夏の集団的自衛権の解釈改憲問題などで、東アジア情勢が緊迫化の一途を辿っているこの2014年。日本社会は「現代のナショナリズム」といかに向き合っていけばいいのか。そして、21世紀の東アジア社会のなかで、この国はいかなるビジョンを描くべきか――。
本書は哲学者・萱野稔人、漫画家の小林よしのり、フリーライターの朴順梨(パク・スニ)、日本史研究者・與那覇潤、PLANETS編集長・宇野常寛の5人がそれぞれの角度から徹底的に語った、最新の「ナショナリズム」論である。
萱野稔人×宇野常寛「「国家とは何か」を問い直す」、與那覇潤×宇野常寛「解釈改憲と戦後の終わり」の2本の対談を併録。