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1000円(本体価格)/1100円(税込価格)
法蓮房は国盗りの大望を秘めて美濃を目指し、土岐家内でのし上がる。 野望を受け継いだ2代はついに美濃国を奪取し、斎藤道三を名乗る。 親子2代にわたる国盗りの大いなる武器「国滅ぼし」とは? その真実に行き着いた3代目の義龍の決断とは―― 従来の戦国史を根底から覆す瞠目の長篇時代小説 弘治二年(一五五六)、四月二十日―― 国さえもたやすく滅ぼしてしまうものが、大量に発見された。 美濃の地においてである。 奇しくも、この日、ひとりの男が討たれた。 まむしと恐れられた斎藤道三である。 国を滅しかねないものを集め、秘蔵した張本人だ。 より正確を期すなら、道三とその父親である。 道三の父親は美濃へわたり、異例の出世をとげる。 無論のこと、その影には国を滅ぼしかねない凶器の存在があった。 道三と法蓮房の親子二代の国盗りに、この凶器が暗躍する。 いつしか、道三と法蓮房らは凶器のことをこう呼ぶようになった。 国滅ぼし――と。
1800円(本体価格)/1980円(税込価格)
法蓮房は国盗りの大望を秘めて美濃を目指し、土岐家内でのし上がる。 野望を受け継いだ2代はついに美濃国を奪取し、斎藤道三を名乗る。 親子2代にわたる国盗りの大いなる武器「国滅ぼし」とは? その真実に行き着いた3代目の義龍の決断とは? 弘治二年(一五五六)、四月二十日―― 国さえもたやすく滅ぼしてしまうものが、大量に発見された。 美濃の地においてである。 奇しくも、この日、ひとりの男が討たれた。 まむしと恐れられた斎藤道三である。 国を滅しかねないものを集め、秘蔵した張本人だ。 より正確を期すなら、道三とその父親である。 道三の父親は美濃へわたり、異例の出世をとげる。無論のこと、その影には国を滅ぼしかねない凶器の存在があった。 道三と法蓮房の親子二代の国盗りに、この凶器が暗躍する。 いつしか、道三と法蓮房らは凶器のことをこう呼ぶようになった。 国滅ぼし――と。