分冊百科
週刊街道をゆく
週刊街道をゆく 14号
定価:586円(税込)
表紙:大徳寺塔頭 高桐院参道
発売日:2005年4月19日
14号 
品切れ・再販未定
大徳寺散歩 嵯峨散歩 京都府

核心再録
「たれのことばだったか、『石の上に花を栽えての後は、生涯は春だよ』」

「街道」を読み解く(14)大きな物語ではない二つの小さな京都「散歩」/松本健一
ひと目でわかる 『街道をゆく』ルートマップ

大徳寺散歩 抄録1
「大徳寺だけは山内の一部をのぞいて、俗化をこばんでいる」

その風土 孤高を保ちつづける紫野の大徳寺/細川涼一

大徳寺散歩 抄録2
「建築といい、庭といい、日本美の珠玉の淵叢といってよい」

その文化 大徳寺と茶の湯/矢部良明
その人物 一休宗純 「絶法」の意志を貫いた生涯/今泉淑夫

嵯峨散歩 抄録
「嵯峨野を歩いて古代の秦氏のことを考えなというのは、鈍感なことかもしれない」

その歴史 渡来系氏族・秦氏の謎と実像/中村修也
その風土 隠れ里「水尾」の暮らし/芳井敬郎


リレー紀行(14)
赤瀬川原平がゆく「嵯峨」冥界との国境地帯を散歩する

[エッセイ]
司馬さんの風景(14)厚く切りとられた「同時代人」 鶴見俊輔
私のこの一冊(14)『竜馬がゆく』オセロ・松嶋尚美

[連載]
黒鉄ヒロシの「街道」名場面(14)型破りな一休さん

旅情報 街道を旅するために
「街道」アルバム 司馬さんと「風景」
司馬さんの参考文献(14)『拾遺都名所図会』内田忠賢
「街道」が書かれた時代