分冊百科
週刊街道をゆく
週刊街道をゆく 18号
定価:586円(税込)
表紙:道後温泉本館
発売日:2005年5月17日
18号 
品切れ・再販未定
南伊予・西土佐の道 愛媛県 高知県

核心抄録
「宇和といい、卯之といい、地名の響きからして伊予は春霞のようにのどかである」

「街道」を読み解く(18)懐かしき宇和島の「悲痛な」いま/松本健一
ひと目でわかる 『街道をゆく』ルートマップ

南伊予・西土佐の道 抄録1
「『いい女』などという行政区の名称は世界中にないのではないか」

その風土 海に開いた気分が時に人を過激にした/坪内稔典

南伊予・西土佐の道 抄録2
「江戸末期のある時期、蘭学は宇和島といわれたときがあった」

その文化 辺境の地の蘭学が日本の変革を準備した/片桐一男
その歴史 開明学校―明治の学舎の子どもたち/堀内八重

南伊予・西土佐の道 抄録3
「県境一つでこうもかわるというのが日本のおもしろさの一つであるかもしれない」

その風土 宇和島の人々を根底から支える和霊信仰/二宮一郎


リレー紀行(18)
赤坂憲雄がゆく「海の南予」
伊予は海に向けて開かれていた

[エッセイ]
司馬さんの風景(18)「日本の地域文化の力とそのすごさ」 森浩一
私のこの一冊(18)『二十一世紀に生きる君たちへ』 古屋和雄

[連載]
黒鉄ヒロシの「街道」名場面(18)松山の青春

「街道」小事典
旅情報 街道を旅するために
「街道」アルバム 司馬さんと宇和島
司馬さんの参考文献(18)『太平記』 内田忠賢
「街道」が書かれた時代