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週刊藤沢周平の世界 6号
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週刊藤沢周平の世界 6号
定価:586円(税込)
表紙:蓬田やすひろ/画
発売日:2006年12月14日
6号
品切れ・再販未定
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彫師伊之助捕り物覚え シリーズ 江戸の闇に挑む元岡っ引 抄録1 『消えた女』 伊之助は中に記されている文字を読んだ。 おとっつぁん たすけて と書いてあった、書かれている字はそれだけだった 抄録2 『消えた女』 二十人あまりの男たちが、 百目蝋燭の光の下に集まっていた。 抄録3 『消えた女』 「遅くなっちまって」 入口でわびた伊之助を、ひょいと顔をあげて彫藤がみた。 とたんに彫藤は怒り狂った眼になった。 宇江佐真理が読む「彫師伊之助捕物覚え」シリーズ 大人の恋 抄録4 『消えた女』 おまさは銚子を三本運んできて、一本はおごりだよ、と言った。酒はやや熱めの伊之助がいつも喜ぶカンがついていた。 抄録5 『消えた女』 骨の砕ける音がひびき、男は絶叫して匕首を落とした。 「甘くみるなよ、高麗屋」 伊之助は、男を抱えこみながら言った。 抄録6 『消えた女』 伊之助は眼を光で搏たれたような気がした。 一枚の絵が、いきなり眼に突きささって来たのである。 | ◆歴史を知る 江戸町方の治安組織と岡っ引 重松一義 ◆絵で見る 江戸の自身番と木戸 イラスト・文 中西立太 ◆藤沢周平かわら版(6) 「彫師伊之助」を歩く ◆作品の舞台を訪ねる『消えた女 彫師伊之助捕物覚え』 ◆文庫紹介 [連載] 藤沢文学を読み解く(6) 「江戸」のハードボイルド 松本健一 江戸の暮らし基礎講座(6) 胴上げと手打ち 竹内 誠 海坂の食卓(6) 寒鱈汁 石塚 亮 藤沢周平 この一冊(6) 『漆の実のみのる国』 身にしみる鷹山の苦しみ 中田 宏 「熈代勝覧」を歩く(6) 大通りの木戸・入歯屋の松井・机持参の寺子屋入門 小澤 弘 |
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