週刊藤沢周平の世界 23号

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週刊藤沢周平の世界 23号

定価:586円(税込)
表紙:蓬田やすひろ/画
発売日:2007年4月19日
  23号 

品切れ・再販未定

喜多川歌麿女絵草紙 日暮れ竹河岸

浮世絵を彩る女たち

抄録1 喜多川歌麿女絵草紙「さくら花散る」

歌麿は焼筆を置いて腰をずらすと、女の手を握った。
「今日はこのへんで終わりにするか。
どうだ? 少し飲まないか」

◆あらすじ
◆人物相関図
◆ストーリー・マップ

抄録2 喜多川歌麿女絵草紙「さくら花散る」

「わたしは好きなものを、好きなように描きたいから絵師になった。いまさら好きでもない役者なんぞ描きたくありませんな」

抄録3 喜多川歌麿女絵草紙「霧にひとり」

「誰ですか。その男は?」
「写楽というそうだよ」

抄録4 喜多川歌麿女絵草紙「夜に凍えて」

ここからもう一度何か新しいものを掴むか、それが出来なければ筆を折るかすればいいのだ。

後藤正治が読む『喜多川歌麿女絵草紙』

表現者の厳しさと哀しさ

◆歴史を知る

蔦屋重三郎と歌麿、写楽

松木 寛

抄録5 日暮れ竹河岸
     江戸おんな絵姿十二景
     「明烏」

「そこで、何をしていやんす?」
播磨は、自分もすばやく着る物をたぐりよせながら、暗がりの男の姿に眼をこらした。

抄録6 日暮れ竹河岸
     江戸おんな絵姿十二景
     「三日の暮色」

店の方からおぼくれ坊主のとなえごとがひびいて来る。じっと耳を澄ましているうちに、おくには少しずつ顔色が変るのを感じた

抄録7 日暮れ竹河岸 広重「名所江戸百景」より
     「日暮れ竹河岸」

借りられるところは借りつくして、切羽つまってたずねたのだが案の定だった。恥を掻いただけだった。

抄録8 日暮れ竹河岸 広重「名所江戸百景」より
     「品川洲崎の男」

「もし」とみちは背の高い男に声をかけた。拾い上げた物は、袂落としと呼ばれる煙草入れである。

◆絵で見る

『日暮れ竹河岸』
浮世絵ギャラリー


◆歴史を知る

広重の「名所江戸百景」

浅野秀剛

◆藤沢周平かわら版(23)

鶴岡のローカル電鉄と藤沢さん


◆作品の舞台を訪ねる『喜多川歌麿女絵草紙』『日暮れ竹河岸』


◆文庫紹介

[連載]

藤沢文学を読み解く(23)

「浮世絵」という風景の底に

松本健一


江戸の暮らし基礎講座(23)

連が作り出す自由な世界

竹内 誠


海坂の食卓(23)

焼いた小鯛

石塚 亮


藤沢周平 この一冊(23)

『刺客 用心棒日月抄』

時代物につまっている永遠のテーマ

中村獅童


「熈代勝覧」を歩く(23)

江戸のエコロジー・紙屑買い

小澤 弘