東京・下町の鉄工所で働く著者は、古くからの鍛冶屋の流れをくみながら、近代工場をめざして苦闘してきた町工場の世界を見事に描き出した。そして、職人的労働者と彼らの技術の中に、モノを作ることの本来の意味を見出し、その復権を訴える。
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