初老のある日、突然の脳卒中で失語症となった筆者は回復の途上、たどたどしい筆致で日記をつけ始める。「思い」が「言葉」にならないつらさ、不自由な体……苦しみを綴る日記には、あくことのない生への執着と意欲がみなぎっている。
★のネット書店は、在庫のない場合や取扱いのない場合があります。
ご注文はお近くの書店、ASA(朝日新聞販売所)でも承ります。