異国を通して見えてくる「自分の国」を求めて、詩人は東欧から北米、西欧、南の島へと旅をする。自由な個人の旅を続けたはずなのに、最後に知ったことは“日本人”でしかない自分という衝撃。体制をこえて生きる市民を見つめる文明批評の書。
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